【Netflix】「Move To Heaven:私は遺品整理士です」全話ネタバレあらすじと感想まとめ!

Move To Heaven:私は遺品整理士です

5月14日からNetflixで「Move To Heaven:私は遺品整理士です」の配信が始まりました。

故人がこの世に残していった温かい思い出と、生前、言えなかった無念の事情を明らかにしていく2人の男性のストーリーを温かいタッチで描くヒューマンドラマ。

IMDbは【8.8】と、高評価です。(2021年5月現在)

あらすじやキャストは、コチラでまとめていますので、よろしければご覧くださいね。

【Netflix】「Move To Heaven:私は遺品整理士です」全話ネタバレあらすじは?

エピソード1
【プロローグ】
誰もいない真っ暗な工場の中、一人の青年が仕事をするために機械のスイッチを入れます。
ふと足元を見ると、足が機械に挟まり、身動きが取れません。
いくら「停止」ボタンを押しても、機械は止まらずに動き続けます。
青年の叫び声が工場に響き渡りました。
青年は足を引きずりながら、なんとか家に辿り付きますが、ただベッドにうずくまることしかできません。
工場に掲げられた「安全な労働環境」の張り紙は、青年にとっては全く無意味でした。

【水族館での出来事】
アスペルガー症候群のハン・グル(タン・ジュンサン)は水族館で水槽を見つめています。
彼は目の前を泳ぐ魚について、とても多くの知識を持っていました。
たくさんの魚が目の前を横切る中、病気の魚をすぐに見分けることができたのです。
これには、水族館の職員も驚いていました。
その後、幼なじみで向かいに住む友人のユン・ナム(ホン・スンヒ)の自転車に乗って自宅まで送ってもらいます。
ナムの話はヘッドホンをしていて聞いていませんでしたが、送ってもらったお礼は丁寧に伝えるグルなのでした。

【仕事の依頼】
グルは父親のジョンウ(チ・ジニ)と2人暮らしです。
ジョンウの得意の目玉焼きの作り方を習おうとしていた最中、仕事の依頼が。
2人が向かった先は、プロローグに出てきた青年の家でした。
青年は、機械で深い傷を負った後、病院にも行けずに放置されて敗血症で亡くなってしまったのです。

【遺品整理士の仕事】
仕事に入る前には、2人は故人のために必ずお祈りをします。
部屋の中を見渡し、故人がどんな人だったのかを探るジョンウとグル。
高校を卒業してすぐに、インターンとして工場で働きだした青年の夢は、「正社員になること」でした。
コンビニのカップ麺と売れ残りのおにぎりでお腹を満たし、両親には仕送りをするような心の優しい青年だったようです。
丁寧に片付け、部屋を後にする2人。

【お葬式へ】
故人の遺品を母親へ渡すため、2人はお葬式へ向かいます。
そこには、青年の会社の人たちが来ており、母親に対して会社の責任はないと言い張ります。
青年が会社内でひどい扱いを受けていたことを耳にしたジョンウは、口がきけない母親に変わり、会社の社長たちに母親の想いを手話で伝えます。

【贈り物】
病院で待っていたグルは、一人の看護師が胸につけていたバッジを見て、亡くなった青年に贈りたいと考えました。
看護師の勘違いで、痴漢に間違われてしまいます。
慌てて警備室に駆け付けたジョンウが謝罪してその場は収まりました。
青年へのプレゼントにしたかったと事情を話したグルのことを、抱きしめようとするジョンウ。
グルはハグが好きではありませんが、ジョンウとのやり取りでジョンウのハグを受け入れます。
青年の葬儀に戻った2人は、青年のバッグに、もらったバッジをつけてあげます。
そこには、「最愛の子」の文字が刻まれていました。

【心臓発作】
ジョンウは、ある用事で弁護士の元へ行くことにあります。
グルは、その場で待つことにしました。
扉を出ようとするジョンウは、一度振り返って、手話でグルに話しかけます。
その後、弁護士と会い、グルの元へ戻ろうとしたジョンウは、心臓発作を起こして倒れてしまい、救急車で運ばれます。
なかなか戻ってこないジョンウを心配したグルは、車を運転してジョンウを探しに出ます。
1人での運転を禁止されていたグルは、途中で動けなくなってしまいます。
そこにナムが現れ、泣きながらグルを抱きしめます。

【ジョンウの死】
ジョンウは病院で亡くなってしまいました。
火葬されましたが、お骨を家に持ち帰ることに。

「父さんは、いつもお前と一緒にいることを忘れないで」

別れる前に、ジョンウがグルに手話で伝えた言葉でした。
ジョンウの骨壺を触りながら、「お父さんはいつもグルのそばにいます。」と繰り返すグル。

【突然の訪問者】
ある日、突然グルを訪ねて男がやってきます。
男はいきなり、「今日から俺がこの家の主だから」と言い放つのでした。

エピソード2

【男の正体】
刑務所から出所した男に、ジョンウの弁護士が伝言を伝えにきます。
ジョンウは、自分の体調が良くないことから、グルの後見人として弟を指定していたのです。
男の正体・・・それは、ジョンウの腹違いの弟、チョ・サング(イ・ジェフン)でした。
一度は後見人を断るサングでしたが、グルが相続した遺産を目当てに、後見人を引き受けることになります。

【共同生活】
後見人になる条件は、まず3か月間、グルと一緒に仕事をしながら共同生活を送ることでした。
そこで問題があれば、サングはグルの後見人になることはできないのです。
突然の訪問者に不信感を募らせるナム。
弁護士からは、サングの監視役を任されます。
ジョンウの部屋を使用することをグルに拒否されたサングは、家の中にテントを張って暮らすことになります。
腹いせに、辺り一面ぐちゃぐちゃに部屋を汚すサングでしたが、防護服をまとったグルに、何事もなかったかのようにキレイにされてしまいます。

【仕事の依頼】
奇妙な共同生活が始まる中で、仕事の依頼が入りました。
依頼人は、故人の息子とその妻ですが、故人が残した金銭にしか興味がないようです。
遺体の発見から死後3週間も経っており、凄惨な現場でした。
堪えきれずに吐いてしまうサングでしたが、ジョンウとの仕事を思い出しながら、グルは落ち着いて作業を始めます。
通帳の残金はほとんど残っていないものの、大量の出金明細書が出てきました。
遺体の下の畳をあげると、たくさんの紙幣が出てきましたが、汚れが付着しており、そのまま使えそうにはありません。
息子夫婦の依頼で、グルは紙幣の洗浄をすることになりました。
グルがまとめた個人の遺品を受け取ることなく、息子夫婦は引き上げていきました。
サングは、グルがいない間に、遺品を廃棄物収集車へ乗せてしまいます。

【故人の想い】
自宅に戻ったグルは、紙幣を洗浄した後乾燥させて、机の上に並べました。
なぜ、布団の下に紙幣を隠していたのか・・・考えています。
「眺めていれば、亡くなった人がどんなことをしようとしていたか知ることができる」というジョンウの言葉を覚えているのです。
まるで大好きなパズルを解くように、紙幣を眺めていたグルは、あることを思いつきます。
グルが向かったのは、銀行でした。
50,000ウォン、出金明細、口座番号、故人の氏名・・・
窓口であっけにとられる銀行員に向かって、繰り返すグルでした。

エピソード3

【引き出された紙幣の理由】
銀行員から話を聞くと、故人が毎日同じ時間に50,000ウォンを降ろしに来て、どこかに電話していたことがわかりました。
故人が紙切れに書いていた番号は、電話番号だったのです。
グルは、さっそくその番号に電話をかけますが、すぐに切ってしまいます。
自宅に戻ったグルは、持ち帰ったはずの故人の遺品が無くなっていることに気付きます。
それは、先日サングがこっそり回収車に載せてしまった黄色の箱。
急いで回収車に連絡をとりますが、すでに廃棄してしまった後でした。
グルたちは、廃棄場を探し、なんとか黄色の箱を見つけ出します。

お金を渡す前に見せたいものがあると、故人の息子を呼び出しました。
早くお金を渡してほしい息子を、グルはとある紳士服店へ導きます。
故人は、毎日この紳士服店へ通い、息子へスーツを仕立てようと考えていたのです。
認知症であった故人は、123回も同じようにこの紳士服店に通いつめ、同じ話を店主にしていたのでした。

遺品の箱から、一度も着用されていない婦人用の防寒下着が出てきました。
それは、息子が就職した時の初めてのお給料で、母親である故人へプレゼントしたものだったのです。
母親の気持ちを理解した息子は、その場で泣き崩れるのでした。

その夜グルは、父親の遺影に向かって、「”よくできました賞”が欲しいです」とつぶやきました。

【サングの秘密】
ある夜、サングがランニングをしていると、DVを受けて逃げている女性と鉢合わせます。
その場はスルーしてしまうサング。
家に戻る途中、高級車の中から一人の女性が出てきました。
女性に促され車に乗る様子を、ナムが見てしまいます。
車内では、女性から「免責同意書」を渡されます。

「スチョルを助けたら、何でもするんでしょ?」

女性の言葉に、サングは黙って書類を受け取り、グシャグシャにしました。

~回想~
ストリートファイトの最中、1人の男が殴られて倒れ込みました。
意識がなく、たち上がることもできずに担がれていきます。
その様子を見て、頭を抱えながら茫然としているのは、その男を殴ったサングでした。

サングは、何かの書類にサインをして、お金(?)を渡しています。
刑務所の中で、思いにふけるサング。
~回想ここまで~

サングには、多額の借金があり、現在もストリートファイターとして賞金稼ぎをしていたのです。
ですが、重症を負わせてしまったスチョルのことが頭をよぎり、手も足も出すことができずに倒れてしまいます。

翌日、Move To Heavenに1件の依頼が入ります。
「公務員試験を受けるための勉強をしに行く」と母親に嘘をついて、ナムも2人に同行することになりました。
現場は、女性が刺されて殺されたマンションの1室です。
待っていたのは、ナムの知り合いの警察官ジュニョンでした。
※ナムは大学を中退したようです。

事件は、被害者の元婚約者による事故で、口論の最中に偶然起こったとして処理をされたようです。

エピソード4

【婚約者の供述】
事件の詳細について、故人であるイ・ソニョンさんの婚約者キム・ヨンウが、検事に供述しているシーンから始まります。
結婚に対して積極的になれないソニョンが、混乱して包丁を取り出したので、ナイフを取り上げようともみ合っているうちに、誤ってソニョンの腹部に包丁が刺さってしまったという内容で、弁護士はヨンウの無罪を主張しています。

【ソニョンの部屋】
遺品整理をしていると、ソニョンが幼稚園の先生であること、子供たちのために絵本を用意したり、出産間近の同僚のために赤ちゃん用の帽子や手袋を編むなど、優しい人柄であることがわかりました。

【幼稚園へ】
ソニョンが働いていた幼稚園で、彼女の遺品を渡すと、同僚のウンミがソニョンについて語ってくれました。
同僚の結婚式で、ソニョンはヨンウと知り合い、ヨンウからのストーカー行為でとても苦しんでいたことを知っていた彼女は、自分を責めていたのです。

【違和感】
その日の夜、グルは気になることがあって眠れなくなりました。
ソニョンの部屋に、ペットがいないと騒ぎ出します。
訳も分からず、サングはグルと一緒にソニョンの家へ向かいました。
グルは、ソニョンの部屋にカメラがあると言い張るのです。
サングが注意深くエアコンの中をのぞくと、グルの言う通り、そこにはカメラが設置してありました。
カメラは、外出時にペットの様子を確認する用途で使用されるもの。
ペットを飼っていないのに、ソニョンの部屋にはカメラの説明書が残されていることに、グルは違和感を感じていたのです。

【事件の真実】
あくまでも「事故だった」と言い張るヨンウの前にPCを差し出し、イ・ジュヨン検事はカメラに移された映像の再生ボタンを押しました。

そこに映っていたのは、怯えるソニョンの様子と、ドアを開けるように脅迫するヨンウ。
ドアを開けたソニョンを部屋に押し込み、台所から包丁を持ち出したヨンウが躊躇なくソニョンの腹部に突き刺す様子がハッキリと映っていました。
全てが嘘の供述だったのです。

【犯人と対面】
ヨンウは殺人の疑いで起訴されました。
連行されるヨンウに、グルはソニョンの遺品である子供たちからの寄せ書きを見せます。

「子供たちはソニョンさんが大好きでした。」

「あなたは、ソニョンさんを愛しませんでした。」
「あなたは、ソニョンさんを愛しませんでした。」
そう何度も繰り返すグル。
グルなりの抗議だったのかもしれません。

イ・ジュヨン検事から名刺を渡されましたが、その場ですぐに記憶したグルは、名刺を返してイ・ジュヨン検事を驚かせました。

【サングの不審な行動】
サングの知り合いの女性から、借金について連絡がありました。
お金がないなら、週末の試合に出なければいけません。

サングが不動産屋から出てくるところを、ナムが見かけました。
不審に思って不動産屋に行くと、グルの家を売ろうとしていることがわかりました。
怪しむナムは、サングがいるリビングに、こっそり盗聴器を仕込み、様子をうかがうことにします。

ランニングに出かけたサングは、先日出くわしたDVカップルをまた見かけてしまい、今度は見かねて手をあげてしまいました。
サングは、幼少時に父親が母親に対するDVを目撃しており、トラウマがあるようです。
相手の男性をひどく殴る様子を、後をつけてきたナムが見ていました。

【試合】
翌日の夜、試合に出るために会場へ向かうサングを、ナムが追いかけていきます。
そこで繰り広げられる凄惨な試合の様子に、言葉を失うナムでした。

エピソード5

【プロローグ】
セファ大学病院に、患者の首元にナイフを突きつけて騒ぎ立てる男がいます。
男の目的は、モルヒネとフェンタニル(モルヒネの数十倍から数百倍といわれる強力な麻薬)でした。
男を落ち着かせようと、薬の瓶を手に、チョン・スヒョン医師が男に近寄ります。
男の隙をついて患者を助けようとしたスヒョン医師は、男ともみあいになり、ナイフで首を切られてしまいます。
首を抑えながら倒れるスヒョン医師。
辺りが一気に血に染まり、スヒョン医師はそのまま息を引き取りました。

【恋心】
水族館では、グルが水槽の前に立ち、エイの顔を真似ているようです。
その姿を見て、ナムは噴き出してしまいます。
自転車の後ろにグルを載せて帰宅すると、家の前に警察官のジュニョンがいました。
ジュニョンは小さいころからナムに想いを寄せているようです。
先日の事件現場で、2人は顔を合わせていますが、そのことをナムの母親には秘密にしておきたいようで、ナムはジュニョンに早く仕事に戻るように促します。
口止めをするナムに、「君次第だよ」と応え、パトカーに乗り込むジュヨン。

その後、グルの世話を焼きすぎていることを快く思わない母親と、ナムは口論になってしまいます。
実際、ナムはグルの家に来ては、ただ座っているだけなのだとグルに言われてしまいます・・・。

【仕事の依頼】
依頼で向かった先は、スヒョン医師の自宅でした。
「家具と電話製品以外はすべて破棄すること」を条件に、大金を手にする3人。
自宅では、スヒョン医師の両親が、遺品整理について口論をしていました。
母親は、全て破棄してしまうことに納得していないようです。

お祈りをして、いつものように遺品整理を始めます。
大切そうなものを、箱につめていくグル。
その中には、スヒョン医師が恋人宛てに書いた手紙がありました。
ところが、手紙はスヒョン医師の父親に「家の恥さらしだ!」として燃やされてしまいます。

【恋人探し】
(サングとナムは50,000ウォンを賭けて)早速、恋人探しをすることになりました。
スヒョン医師の遺品の中には、クラッシックコンサートのパンフレットや、チェリストが演奏の際に使用する道具が入っています。

3人は、スヒョン医師の恋人は、チェリストだと推測。
ちょうど翌日に、オーケストラがコンサートをするようで、3人は「彼女」に会いに行くことにしました。

リハーサルに入り込んだ3人ですが、スヒョン医師のことを知っている人は誰もいませんでした。

【スヒョン医師の恋人】
グルがトイレで見かけた男性、パク・イオンこそ、スヒョン医師の恋人でした。
手を洗っていたイオンの手元に「スヒョン」と刻まれていたのです。
一度は、スヒョン医師との関係を否定したイオンですが、スヒョン医師が亡くなったことが事実だと知り、イオンはコンサート会場から姿を消してしまいます。

【出会いと別れ】
スヒョン医師が務める病院へ駆けつけたイオン。
そこは、2人が出会った場所だったのです。
怪我をしたイオンの手当てをしたのがきっかけとなり、2人は想いを寄せ合うようになりました。

イオンは、サンフランシスコへの留学が決まっていて、2人は一緒にサンフランシスコへ行く約束をしていたのです。

出発の当日、空港でスヒョン医師を待つイオン。
現れたスヒョン医師は、両親を説得することができなかったため、韓国に残って結婚すると伝え、2人は別れることになりました。

【スヒョン医師の想い】
病院でイオンを発見した3人は、スヒョン医師の遺品を手渡します。
その中には、サンフランシスコへの航空券とエンゲージリングが。
スヒョン医師は、イオンへプロポーズするつもりだったのです。

コンサート会場に戻ったイオンは、スヒョン医師への想いを込めて、演奏を始めます。
まるでそこに、スヒョン医師がいるかのように。

【エピローグ】
グルに、一つの疑問が残りました。
スヒョン医師もイオンも良い人なのに、なぜ父親から許してもらえなかったのか・・・。

サングの「普通の人と違ったから心配だったんだ」という言葉に対し、グルは「人と違うのは悪いことじゃない」と反論します。
それは、父ジョンウの言葉でもありました。

自分が殴って植物状態にしてしまったスチョルが入院しているチャソン病院へやってきたサング。
「早く起きて、俺を殺してみろ」
やりきれない思いで、寝たきりのスチョルを見つめることしかできません。

エピソード6

【プロローグ】
チャソン病院で、タバコを吸っていたサング。
病院内は禁煙ですよと、物腰柔らかく丁寧に教えるキム・インスは、入院中の妻イ・ミンスの車いすを押しています。
2人はとても仲が良さそうに見えました。

【ナムの疑問】
サングが殺人者ではないかと疑うナムは、弁護士の元を訪ねます。
試合で、人を殺しかけたけれど、死んだわけではないと事実を伝える弁護士。
上手く言いくるめられるかたちで、弁護士事務所を後にします。

グルの家に向かったナムを母親が追いかけてきました。
その場はサングの機転で上手く切り抜けたナム。
少しだけ、サングのことを見直します。

【遺品整理の予約】
依頼電話がないにもかかわらず、Move To Heavenに入金がありました。
数日前、サングが受けた電話で、遺品整理の日程を指定する依頼があり、先に入金されていたのです。

急いで現場に向かうグルとサング。(ナムは「塾」へ行っていることに。)
見つけたのは、書き置きを残して心中をした夫婦の変わり果てた姿でした。
写真立てに映る2人は、先日、サングの喫煙を注意した老夫婦。
キム・インスは、生きているうちに自分たちの遺品整理を依頼していたのです。

【遺品整理】
ソーシャルワーカーのソン・ユリムが、2人の生活について教えてくれました。
妻のイ・ミソンは入院生活が長く、末期のすい臓がんに侵されていました。
夫のキム・インスは1か月前に警備員の仕事を失っていたようです。
縁故者もなく、遺品を渡す家族や親せきもいない夫婦。
2人は、ミソンに処方された睡眠薬を飲んで、命を絶ったようです。

いつも通り、グルは丁寧に遺品整理を行います。
作業は、ユリムも手伝ってくれました。

壁を見ていたサングが、扉のようなものを見つけました。
開けてみると、一面に花や植物が咲き乱れる温室が現れます。

【ウヒョンマンション】
グルは、温室の花を、ウヒョンマンションの105棟に届けると言います。
植木鉢には名前が書かれてあり、管理人をしていたインスが住人へ贈るために花を育てていたのです。
一人一人に、温室の植物を届けるグル。
老夫婦が亡くなったことを伝えても、冷たい反応ばかりでしたが、一人だけ泣き崩れる女の子ミンジがいました。
ミジンは、管理人をしていたインスをとても慕っていたようです。

【スチョルの病室】
ユリムをチャソン病院まで送ると、スチョルの病室に顔を出したサング。
そこで、スチョルの妹スジンと鉢合わせます。
植物状態にしてしまった張本人はサングですが、入院費用を払っているのもサング。
スジンは複雑な心境を隠せずにいます。

【葬儀】
縁故者がいない老夫婦ですが、市の支援を受けて、葬儀をすることになりました。
葬儀の参列は、ユリムだけ。
グルとサングは、2人が育てた植木鉢を持って参列しました。
インスが育てていた花と、その花言葉を添えて、棺に並べていきます。
妻への愛が溢れる言葉ばかりでした。
ミジンも、参列にきます。

老夫婦の隣では、ジェファ建設関係者の壮大な葬儀が行われていました。
グルは、遺品の中から、インスの名刺を取り出します。
そこに書いてある社名は、なんと「ジェファ建設」。
インスは、マンションの管理人をする前までは、ジェファ建設の部長だったのです。

インスのことを知っていたジェファ建設の重役が、インスの遺影に向かって感謝を述べると、それに続き、続々と社員たちがインスたちの葬儀に参列します。
Move To Heavenからも、弔花が届けられました。

【エピローグ】
グルがサングへダリアの鉢植えを渡します。
これは、インスが育てたもので、ユリムがサングへ贈ったものでした。
ダリアの花言葉は・・・

「あなたの気持ちがわかって嬉しい。」

ダリアを見て、思わずニヤけてしまうサングでした。

その時、スジンから電話が。
スチョルが危篤に陥ってしまいます。
病院へ急ぐサング・・。

エピソード7

【サングはどんな人?】
スチョルの元へ急ぐサング。
容体はかなり悪く、すぐに手術が必要な様子です。
お金が必要になったサングは、Move To Heavenの不動産登記簿を持ち出します。

その様子を見ていたナムは、グルの元へ。
グルがサングをどう思っているのか聞いてみると、「複雑だけど、良い人」と答えました。

不潔で騒々しくて口は悪いけど、グルを助けてくれる人。

グルはサングのことをそんな風に思っているようです。

【サングとスチョルの出会い】
~回想(10年前の出来事)~
ストリートファイターとして生計を立てていたサング。
試合の帰り道、いじめにあっていたスチョルを見かけ、サングが助けました。
それからサングは、スチョルの熱意に負けて、ボクシングを教えることになります。
スチョルは、サングの熱心な指導を受け、ボクシングの全国大会に出場し、優勝するまでに成長しました。

【スチョルの死】
家の登記簿を持ち出した先は、サングにお金を貸し、ストリートファイトに出場させている女のところでした。

女は、試合に出場し、必ず勝つことを条件に、残りの借金をチャラにすること、手術代を出すこと、さらに登記簿もそのまま返すことを約束します。

書類にサインをしてお金を受け取り、スチョルの元へ急ぐサング。

ところが、時はすでに遅く、サングの到着を待たずに、スチョルは息を引き取っていました。

スチョルの葬儀を終えたスジンが、サングに対して感謝の気持ちを伝えます。
スチョルは、サングが出所してくるのを待っていたようだ、と話すと、抑えきれずにサングの目から涙が零れ落ちました。

そしてサングは、スチョルの遺品整理を申し出るのでした。

【スチョルの遺品】
遺品を整理する中で、サングは大学病院の診断書を見つけます。
そこに書かれていた病名は、「慢性外傷性脳症」。
スチョルは、ボクシングが原因の「パンチドランカー症候群」に侵されていたのです。
その事実を知って愕然とするサング。

~回想~
試合前、直前になって、試合相手が変更になったと女から告げられました。
条件は、「必ず第7ラウンドで倒すこと」。
リングに上がったサングは、相手の名前がアナウンスされて初めて、試合の相手がスチョルであることを知るのでした。
スチョルは、父親と始める会社の資金作りのために試合に参加したのです。

スチョルをけしかけて、殴らせるサング。
なかなか手を出すことができません。
そんなサングに、女が囁きます。
「スチョルのために、あなたが最後にできることは何?」

第7ラウンド。
サングは、意を決して試合を終わらせようとします。
突然、試合会場に、幼いころに離れ離れになったジョンウが姿を現しました。
その姿を見た瞬間、辛い記憶がよみがえったサングは、突発的にスチョルに強烈な1発を撃ち込みます。
スチョルは倒れ、地面に頭を打ち付けてしまいました。
そのまま意識を失い、運ばれていくスチョルの姿を、愕然と見つめるサングでした。
~回想終わり~

【1枚の名刺】
遺品の中から、1枚の名刺が出てきました。
名刺には「Move To Heaven ハン・ジョンウ」と書かれてあり、裏面にはスチョルの文字が。

「サングのお兄さん。2人を絶対に会わせる!」

試合会場にジョンウを呼んだのは、スチョルだったのです。

エピソード8

【サングの家出】
スチョルが亡くなり、試合に出ることも断ったサングは、家にも帰らないとグルに連絡し、工事現場で働くことにしました。

サングの居場所を探そうと、町中に張り紙を張っていたグルが、突然、黒塗りの車に拉致されてしまいます。
犯人は、あの女でした。

サングが試合に出ないと困る女は、グルをエサにしてサングを呼び出すことにしたのです。

グルという弱みを握られたサングは約束通り、試合に出ることを決めました。

【家族じゃない】
家に戻ったグルは、サングが戻ってきたことがうれしいと伝えますが、サングはグルに対して冷たくあたります。

「家族じゃないから、俺がもしいなくなっても探すな。一人で出歩くな。」

グルのことを心配しているようにも思える言葉ですが、グルは寂しそうです。

【遠足】
ある日、グルは1人で遠足に出かけます。
ジョンウと2人で、毎年同じ日に出かけていたようです。
(この日は、サングの誕生日です。)
1人で出かけることを心配したナムは、サングにこっそり後をついていくようにお願いしました。

バスに乗ってやってきたのは、遊園地でした。
グルは遊具を見るだけで、乗ることができないようです。
トイレで喫煙していた学生とトラブルを起こしてしまいますが、サングの機転で事なきを得ました。
その後、偶然を装ってグルに話しかけたサングは、グルと一緒に遊具で遊びました。

【遠足の目的】
一通り遊園地を楽しんだ後、グルは再び1人で他の場所へ向かおうとします。
サングは、こっそり後をついていくことにしました。

グルは、チキン、ピザ、ジャージャー麺のお店に次々と入り、タクシーに乗ってスイン駅に向かいました。

ここにきてサングは、自分が昔、兄のジョンウに誕生日にしたいと伝えたことを、そのままグルが実行していることに気付きます。

暴力をふるっていた父親が死んだ時、母親もすでに亡くなっていたサングは、施設に預けられることになっていましたが、施設には行かずに抜け出し、ジョンウが迎えに来てくれる約束でした。
その約束の場所がスイン駅。
サングは、スイン駅で待ち続けました。
ところが、3日経っても、その場所にジョンウが現れることはなかったのです。

【来れなかった理由】
ジョンウが迎えにこれなかった理由が明らかになりました。
待ち合わせの1995年6月29日。
構造欠陥により三豊デパートの崩壊事故が起こりました。
ジョンウは、1000人を超す死傷者が出た大事故に巻き込まれ、3日後に救出されていたのです。

※三豊デパートの崩壊事故は、1995年6月29日に実際に起こった事故です。

売場が大部分を占めるA棟とスポーツセンターなどが入居するB棟、そしてその間に位置するコンコースで構成されていたが、1995年6月29日17時57分(KST)、営業中に突然A棟が両端の一部を残して崩壊し、死者502名・負傷者937名・行方不明者6名という建物崩落事故としては最多の被害者を出す世界的にも例のない大惨事を起こした。
引用:Wikipedia

【誕生日プレゼント】
サングが家の地下室を探っていると、ジョンウがずっとサングを探していた形跡を見つけました。
さらに、たくさんのNIKEのスニーカー。
それは、サングがジョンウにねだっていた、ソウルの大きな百貨店で売られている「本物」のNIKEでした。

ジョンウは、約束を破ったのではなく、来たくてもどうしても来れない理由があったのです。
サングのプレゼントであるスニーカーを買った百貨店で事故にあっていたのですから・・。

それから毎年、サングの誕生日には、願いを全て叶えるためにグルと一緒に遠足に行き、プレゼントとしてNIKEのスニーカーを買っていたのです。

地下室には、ジョンウの深い想いに初めて触れたサングの嗚咽が響きました。

さらに、1枚の書類から、グルはジョンウの実子ではなく、養子だったことが発覚します。

エピソード9

【プロローグ】
カン・ソンミンは、生まれてすぐ、駅に捨てられていたところを養子縁組機関に預けられ、ニューヨークに里子に出された後、マシュー・グリーンという名前で暮らしていました。
もともと病弱で、心臓に欠陥があったソンミンは、ニューヨークでの生活になじめず、国籍を得ることもできず、里親から縁を切られて国外退去を命じられました。
母親に会うために韓国へ戻ったソンミンですが、戸籍もないため働くこともできず、ゴミだらけのモーテルの1室で発作を起こし、命を引き取ります。

【ナムの片想い】
グルの家族として、Move To Heavenに戻ってきたサングは、ナムと洗車をしています。
ナムのグルに対する想いにカマをかけたサングは、6歳の時に一目ぼれしたというナムの気持ちを知りました。

【ソンミンの遺品整理】
クリステルモーテルでは、ソーシャルワーカーのユリムが2人の到着を待っていました。
ユリムは、実親探しの手伝いをする団体でボランティアをしていたため、ソンミンと知り合ったようです。

写真や、アナウンサーのカン・ウンジョンによる韓国語のテキスト、たくさんの紙切れを箱に納め、遺品をまとめました。
ソンミンは、アジという名前の犬を飼っていましたが、主を失い、動物病院で保護されているようです。

【拒絶】
国外退去から韓国に戻って4年、ソンミンは産みの母親を探し続け、見つけ出すことに成功していました。
しかし、母親はソンミンに会うことを拒否していたため、会うことができませんでした。
さらに、ソンミンが亡くなったことを伝えても、母親の気持ちが変わることはありませんでした。

遺品の受け取りは難しいだろうと話すユリムですが、グルは、母親に遺品を届けると言って引きません。

【母親探し】
Move To Heavenに様子を見に来たナムは、ソンミンの生い立ちや、母親の仕打ちを聞いて心を痛め、写真をネットに上げて母親を探そうと提案します。

「彼は、母親に会いたかっただけで、迷惑はかけたくないはず」とグルから却下されてしまいました。

ソンミンが残した遺品の中から、グルは、母親はアナウンサーのカン・ウンジョンではないかと考えます。
韓国語のテキストの中に、16歳の頃のウンジョンが映っており、その姿がソンミンが持っている赤ちゃんを抱いている写真と全く同じだったのです。

【遺品の引き渡し】
テレビ局から出てくるところを追いかけ、ウンジョンに会うことができた2人。
事情を話し、遺品を受け取ってもらおうとしましたが、母親はウンジョンではありませんでした。
以前、ウンジョンの母親は、海外へ養子に行く子供を家で預かる仕事をしていたため、ウンジョンは一時期、ソンミンの世話をしていたのです。

ソンミンも、写真を見て、ウンジョンが母親だと思い込んでいたようです。
ウンジョンのサイン会へ出かけ、会おうとしたのですが、その場で名乗ることができませんでした。
一度、面談を断られていたため、自分から息子だと名乗ることが怖かったのかもしれません。
複雑な思いがこみ上げ、テキストを破り捨てるソンミン。

ソンミンの苦しさを考え、涙を抑えられないウンジョンは、遺品の引き取りを申し出ました。
「遺品整理とは、素晴らしいお仕事ですね」と褒められ、嬉しそうなグル。

【ウンジョンの訴え】
2人は動物病院に立ち寄り、アジに、遺品のネームプレートをつけてあげます。
アジは、ユリムが引き取ることになりました。
そんなユリムの優しさに、惹かれるサング。

帰り道、ビルの大型スクリーンに、ウンジョンが映し出されています。
ウンジョンは、マシュー・グリーンを例に、韓国の孤児輸出について問題提起し、彼を救えなかったことについて、国を代表して謝罪を行いました。

車の中でグルは、自分も本当の両親を知らないと話し、サングを驚かせます。
グルは、自分が養子だということを知っていたのです。
それでも、ジョンウが深い愛情を注いでくれたことも、しっかりと理解していました。

【最後の試合】
マダムから試合の連絡がきました。
サングは「試合で俺に何かあっても、絶対にこの家には手を出すな」と念押しして電話を切ります。

翌朝、グルが起きると、サングが朝食を作っていました。
「人は死ぬ前に人格が変わる」とナムから聞いていたグルは、サングが死ぬのではないかと心配になります。

「お前の叔父は死なない」と約束するサング。

ナムに、「グルを今まで通りよろしく頼む」と伝え、サングは試合に出かけます。
サングの様子を不審に思ったナムは、何か変わったことはなかったかグルにたずねると、夜に、サングがマダムに話していた内容を伝えます。

さらにナムは、サングのテントの中から、「パンチドランカー症候群」の診断書を見つけました。
今日試合に出れば死んでしまうかもしれないと、グルとナムは慌てます。

家の登記簿を取り戻したサング。
ロシア人の選手、ヘル・イレイザーが待つリングへ上がりました。

最終話 エピソード10

【サングの救出】
サングを助けるために、試合会場へ向かうグルとナム。
何かあった時のために、ジュヨン検事に電話をしておきました。

会場では、すでにサングの試合が始まっています。
相手はナイフを隠し持っており、サングは顔を切られてしまいました。
そこでグルは、会場の電気を消して、サングを助け出します。
そこへジュヨン検事が手配した警察も到着し、隙をみて3人は逃げ出すことに成功。
念のため、サングを病院へと運びました。
サングが心配で眠れないグルは、病院へ行き、サングの病室で眠りました。

【グルの捜索】
退院し、2人で朝食をとっているところに、オ弁護士が現れ、ジョンウの埋葬についてグルに話します。

ジョンウと離れたくないグルは、骨壺を抱えたままいなくなってしまいました。
ナムとサングは、グルが行きそうなところを探します。

見当もつかないサングは、昔ジョンウが務めていた消防署へ向かいます。
そこで、グルとジョンウが出会った日の話を聞きました。

【グルとジョンウの出会い】

プサンで初めて雪が降った日、猫の捜索に出かけたジョンウは、マンションの地下で赤ん坊を見つけます。

容体が回復した赤ん坊が、海外の養子縁組施設に送られると知ったジョンウは、妻と一緒に赤ん坊に会いに行き、自分たちの養子として引き取ることを決めました。

赤ん坊の名前は「グル」。

病弱だった妻は、末期がんの宣告を受けますが、治療せず、グルと一緒に過ごすことを選びました。
ジョンウも消防署を退職し、妻が亡くなるまで家族3人で一緒に過ごしたようです。

【グルの行先】
グルは、心因性の原因で言葉を話さない子供でした。
そんなグルのために、両親は手話を覚えます。
グルと両親は、手話で話をしていましたが、ある日、3人で訪れた水族館の水槽の前でエイをみつけたグルは、初めて言葉を発しました。

グルの行先は、3人でよく訪れた水族館でした。

水槽の前でグルを見つけたサング。
もう一度ジョンウに会いたいのに、どんなに頑張ってももう会えないと混乱するグルに、「亡くなった人とも、話はできるはずだ」と語りかけます。

【ジョンウの”最後のお引越し”】
ジョンウの部屋の中。
いつも通りお祈りをして、遺品整理を始めるグル。
思い出の品を、大切に大切に、想いを込めて箱に詰めていきます。
ジョンウのスマホには、ジョンウからのメッセージが動画に残されていました。

「鏡の前に立ったら、何と言う?」
グルが答えます。
「よくできた」

「世界一素晴らしいのは、誰?」
グルが答えます。
「ハン・ジョンウの息子、グル」

最後に2人でサムアップをして動画が終わります。
2人は、ちゃんと話をすることができたのです。

【ジョンウの埋葬】
ジョンウの樹木葬が終わり、ジョンウは妻の横で、安らかな眠りにつきました。
ジョンウの樹に抱き着いて、ジョンウの言葉を思い出すグル。

「見えなくても、いつも側にいる。覚えている限り、生き続ける。」

【後見人】
3か月が経ち、サングが後見人としてふさわしいか判断されることになりました。
弁護士事務所で、オ弁護士は、「後見人として不適切である」とサングに告げます。
グルを違法賭博に巻き込んだことが大きかったようです。

諦めて立ち去ろうとしたサングを、オ弁護士が呼び止めました。
不適切というのは、あくまでオ弁護士の私見であり、グルはサングに後見人を続けることを望んでいたのです。

サングは、引き続き、グルの後見人になりました。

【ナムの就職】
ナムがついに、母親にMove To Heavenで働くと宣言します。
母親は怒りますが、父親は穏やかに「こうなると思っていた」と言いました。
父親は、ナムが小さいころからグルのことが好きだったということに気付いていたのです。

「ナムは”木”、ハン・グルは”1本の木”」を意味することから、2人の名前にも運命を感じていたようです。

【エピローグ】
1人の少女が、Move To Heavenを訪れます。
遺品整理の依頼でした。

少女の名前は、チャ・ウンビョル。
彼女は、自分はもうすぐ死ぬので、その後の遺品整理を依頼しに来たのでした。

「Move To Heaven:私は遺品整理士です」シーズン1 END

【Netflix】「Move To Heaven:私は遺品整理士です」の感想は?

「遺品整理」というとてもセンシティブな内容をどんな風に描いていくのか、配信前からとても興味深く、鑑賞を楽しみにしていました。

全10話見終た総評として、とても完成度の高い作品だったと感じます。
私は一気見することは出来なかったのですが、それでも、まるで1本の映画をじっくりと観たような満足感がありました。

「遺品整理」という内容から、大前提として「人が亡くなった現場」を直視することになりますので、ある程度目をそむけたくなったり、映像を薄目で観たくなるようなシーンもありましたが、遺体そのものがハッキリと映し出されることはなく、そのことが逆にリアリティを感じさせてくれたとも思います。

グルを演じたタン・ジュンサンの演技も秀逸でした。
私はアスペルガー障害の方と直接的に接したことはありませんので、無責任なことは言えませんが、彼のしゃべり方や動作、視線の動かし方まで、とても自然で全く違和感がなかったと思います。
きっと、ドラマを観た方は、はじめから最後まで「グル」という青年に魅了されてしまったのではないでしょうか。
有名になった「愛の不時着」にも、中隊の末っ子として、純朴で素直な青年を演じて視聴者のハートを掴んでいましたよね。
まだ17歳ですよ!
芸歴は長い役者さんですが、まだまだ今後が楽しみですね。

グルだけではなく、ジョンウにサング、ナムにユリム、オ弁護士やジュヨン検事・・
登場人物全てに、とても愛おしさを感じる作品でした。

ブラック企業、介護問題、DV、孤独死、LGBT、孤児輸出問題・・
グルをはじめMove to heavenで働く人たちの目を通して、どの国にも置き換えられる社会問題に焦点を当てながら展開されるエピソードに、毎回、涙したり、心を痛めたり、共感したり。
ジョンウが、幼いサングを迎えに行けなかった理由として、実際に起こった三豊百貨店崩壊事故をからめてくるところも、上手いなぁと思いました。

ストーリー的には、先読みが出来てしまう・・何となくわかってしまう・・んですけど、それでも毎回引き込まれて、泣いたり笑ったり怒ったりしていたので、完全に脚本家さんと監督さんの思う壺にハマってしまいましたね。

それはそうと・・
サングが試合に出ていたアングラ的な「闇ボクシング(?)」って、実在するんでしょうか?
そういえば、吉高由里子さんと横浜流星さん主演の「君の瞳が問いかけている」という映画で、横浜流星さんも似たようなことをしていましたね。
日本にも、そういう怪しいものがあったりするのかなぁ・・・。
いや、知らなくていい世界ですが(笑)
ちなみに、この映画もNetflixで配信中です。

遺品整理を「最後のお引越し」と表現するところも、素敵ですよね。
グルにとっての遺品整理という仕事は、亡くなった方が天国へお引越しするためのお手伝いということになるのでしょうね。
だからこそ、グルが遺品整理に向かう時の丁寧で真摯な姿に心を打たれ、まるで自分が救われるような気持ちになりました。

最終話では、グルが最愛の父、ジョンウの死を受け入れて、また一つ大きな成長を遂げます。
「グル」という名前には「木」という意味があり、グルの両親が樹木葬だったというところも伏線のようで、最後に、グルが2人が眠る樹を抱きしめるところなんて、まさしく、3人がいつも一緒にいることの象徴のように描かれていたところが印象的でしたね。

悲しさだったり、切なさだったり、不条理さに腹が立ったり。
ドラマを観ながら色々な感情が沸き上がってきましたが、最後に残ったのは、何とも言えないような心温まる感情です。

もう一つ、私が強く思ったのは、大切なことを大切な人へ「今」伝えておこう、ということです。
グルたちのような遺品整理士がいてくれたら、故人の気持ちを残された人たちに伝えてくれますが、きっとそれって現実では、なかなかできることではないと思うんですよね。
大切な人たちと、いつ離れ離れになるかわからないのが人生です。
だからこそ、大好きで大切な人たちには、できるだけ「今」の気持ちを伝えていけたらいいな、と思いました。
まぁそれって、やっぱりなかなか難しいことでもあるんですけどね(笑)

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まとめ

これにて、「Move to heavenシーズン1」は終了となります。
終わり方からして、絶対シーズン2はありますよね。
最後に出てきた儚げな少女に、心惹かれたっぽいグル・・
ナムとの三角関係!?とか。
サングのユリムへの恋心はどうなる!?とかとか。
まだまだ気になるところがたくさんです。
シーズン2を楽しみに待ちましょう♡

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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