松井建設が東急東横線の足場倒壊事故で多額の損害賠償請求?株価への影響は?

時事・ニュース

3月2日午後10時半ごろ、東京・目黒区の東急東横線自由が丘駅の近くで工事現場の足場が崩れ、東横線の架線に倒れ掛かかるという事故がありました。

工事現場の施工主である松井建設のホームページは、一時アクセスが集中し、閲覧しにくい状況となりました。

【松井建設ホームページより】
弊社の工事現場での足場倒壊事故の発生に関するお詫びとお知らせ

復旧作業のため東横線渋谷-武蔵小杉間の上下線で始発から運転を見合わせていましたが、3日午後0時20分ごろに運転を再開しています。

現場が狭く、重機が使えなかったために、復旧に時間を要したようです。

東急電鉄によると、2日と3日の両日で計324本が運休し、計約17万3800人に影響したとの報道がありました。

これだけ多くの損害を与えてしまった足場倒壊事故ですが、事業者である松井建設が負うべき責任はどのようになるのでしょうか。

今回は、『松井建設が東急東横線の足場倒壊事故で多額の損害賠償請求?株価への影響は?』という内容でまとめてみたいと思います。

東急東横線で足場倒壊事故が発生!その原因は?

足場倒壊事故の現場は?

3月2日午後10時半ごろ、等級東横線で足場が倒壊する事故が起こり、渋谷~武蔵小杉間の上下線で電車の運行がストップしました。

警視庁によると、崩れた足場は縦約15メートル、横約25メートルにも及ぶということです。

建設現場の隣のビルにいた50代の男性は「発生直後、電線から火花が散って火事かと思った」と当時の様子を語っています。
隣でこんなに大きな足場倒壊事故が起こったのですから、さぞかし怖かったでしょうね。

現場は、河合塾自由が丘校新築現場とのことで、亀屋万年堂本店の隣のようです。

河合塾からも、謝罪文書が公開されました。

【河合塾ホームページより】

弊塾自由が丘校新築現場における足場倒壊事故について

 

お店に被害はなかったのでしょうか、心配になりますね。

亀屋万年堂については、以前に記事を書いていますので、よろしければコチラもご覧ください。

亀屋万年堂の店舗やナボナの販売はどうなる?シャトレーゼによる買収の影響は?
「ナボナ」で知られる東京・自由が丘発祥の老舗和菓店の亀屋万年堂が、日本の山梨県甲府市に本社を置く菓子製造メーカーのシャトレーゼホールディングス(HD、甲府市)によって買収されたことが発表されました。 今回は、買収されたことによる亀屋万年堂...

足場倒壊事故の発生原因は?

徐々に、事故の詳細が明らかになってきているようです。

3月3日お昼に更新されたYahooニュースによると、この場所では、ほぼ1年前の去年2月ごろから学校の校舎を作っていて、近く足場を解体する予定だったということです。

今月2日、予想を超える強風が吹き、足場と建物を固定する部分が壊れたのが原因ではないかとみられているとのことでした。

松井建設が東急東横線の足場倒壊事故で多額の損害賠償請求?

今回の事故で、人的被害の報告はないようですが、2日間で324本が運休し、計約17万3800人に影響したとのことですから、甚大な被害です。

事故の責任は、当然、事業者の松井建設とその下請け会社に問われることになりそうです。

2018年に、福岡でも強風により足場が倒壊し、通行人の男性が亡くなったという悲しい事故が起こりました。
この際、安全対策を怠ったとして業務上過失致死容疑で工事元請けのゼネコン安藤ハザマ(東京)の責任者の男性2人が書類送検されています。

事故の損害賠償に対しては、保険金が支払われることになると思いますが、尋常ではない額になりそうですよね・・・。
さらに、企業イメージとして信頼の墜落も避けられません。

ネット上にも、損害賠償額に対する意見出ています。

工事遅延に対する損害賠償は、保険の適用外ですよね。
損害賠償の金額については、現時点ではわかりませんが、松井建設のIRを待つことになりそうです。

【2021.5.14追記 松井建設IR発表】

2021年5月14日に、松井建設の「2021年3月期決算」が発表になりました。
併せて「足場倒壊事故に係る費用の計上並びに再発防止等に関するお知らせ」も出されましたね。

本件事故に起因する現状復旧その他費用については、東急電鉄株式会社様からの費用請求分も
含め、2021 年3月期第4四半期に計上しました。

来期計上かと思いきや、すでに今期での計上対応だったようです。

内容を見てみると、「特別損失」の「減損損失」として計上されている金額があります。
恐らく、これが、損害賠償金も含めた足場倒壊事故に起因する全ての費用となるのではないでしょうか。

その金額がコチラ。

127,736,000円。

約1億3千万弱になります。
事故の規模から考えると、意外と少ない?気がしないでもないですが、当然、保険もあるでしょうから。

また、今回の事故の経営責任について、役員報酬返上の処置がとられるようです。

代表取締役執行役員社長 月額報酬の 30%を返上 1か月
取締役執行役員副社長 月額報酬の 20%を返上 1か月
取締役専務執行役員 月額報酬の 20%を返上 1か月
取締役常務執行役員 月額報酬の 15%を返上 1か月
取締役執行役員 月額報酬の 10%を返上 1か月

ちなみに、松井建設の株価も、5月14日時点で終値が722円となっています。
事故当時と大きく変わっていないようです。

世間を大きく騒がせた足場倒壊事故、今後はこのようなことが起こらないように、再犯防止に努めていただきたいですね!

松井建設の株価への影響は?

大きな事故を起こした後なので、松井建設の株価も気になるところです。

松井建設(コード:1810)の2日間の株価の推移です。

【3月2日】
終値:700
【3月3日】
始値:689
高値:722
安値:686
終値:717

本日の終値は、前日より+17円で終わっていますね。
思ったより、変動はしていないようです。
プラスで終わっているというところも意外でした。
ここ3日ほど、690円~720円の間で推移しているようです。
今回の事故は、もうすでに織り込み済みということでしょうか・・?
もしかしたら、明日以降に影響が出るかもしれませんね。
今後の松井建設の誠実な対応次第という部分もあるかと思います。

有名な相場の格言として

【事故は買い 事件は売り】

というものがあります。

突発的な事故は、短期的に影響はあるかもしれないけれど、回復するので、買い。
事件は、その後の業績に悪影響がある、根本的な会社の問題の可能性があるので、売り。

ですが、事故にせよ事件にせよ、その先の相場など誰も読むことはできません。
事故も事件の場合も、静観する方が良さそうですね。

まとめ

今回は、『松井建設が東急東横線の足場倒壊事故で多額の損害賠償請求?株価への影響は?』という内容でまとめてみました。

今回の事故では、まだ被害の全容が明らかになっていませんが、現時点で人的被害がなかったことは不幸中の幸いでしたね。

損害賠償請求がいくらになるのか、興味がありますので、こまめにIRをチェックしてみたいと思います。

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